今年3月、岡山県南部で発生した山林火災について、現地調査の結果、渓流の1つで緊急的に治山ダムの設置が必要であることが分かりました。岡山県の伊原木知事が定例会見で現地調査の結果を発表したものです。

今年3月、県南部で発生した山林火災を受け、県は岡山市などと合同で被害状況を確認する現地調査を行ってきました。

その結果、岡山市南区飽浦地区の渓流の1つで、今後の豪雨などにより下流の住宅に被害が出る恐れがあることが判明し、緊急的に治山ダムの設置が必要であることが確認されたということです。

岡山県は、今年の秋をめどにダムの工事に着手できるよう国と協議を進めていく方針で、梅雨の時期に備えて市と連携して土のうの設置など応急対策をするとしています。