自動車メーカー・スバルのアメリカ法人が、現地で販売する複数のモデルで値上げを行うとロイター通信が報じました。

ロイター通信によりますと、スバル・オブ・アメリカは19日、アメリカで販売する複数のモデルで値上げすると発表しました。

複数の自動車メーカーがトランプ政権による関税引き上げを受けて値上げする方針を示していますが、スバルは声明の中で値上げの理由について、「市場の状況」に対応したものだとして、関税に言及はしませんでした。

また、「今回の変更はコストの増加を相殺するため」としたうえで、「スバルの価格設定は製品の生産国に基づいていない」と説明しています。

スバルはアメリカで年間66万台を販売していますが、およそ半分を日本から輸出しています。