17日に始まった県高校総体の先行競技。自転車競技で、北中城高校3年の久貝一心が好記録を連発しました。
2月のアジア選手権ジュニアの部では1キロタイムトライアルでアジアの銀に輝いている久貝。まずはチームメイト3人で挑む団体戦チーム・スプリントに臨みました。
後輩2人とともに3人で隊列を組み、バンクを3周する1キロのタイムで、県記録1分5秒650の更新を狙います。
▼久貝一心
「後輩たちがどっちもベストできてくれて、ずっと上がり続けている感じだったので、自分も全力を尽くして、できるだけ姿勢を低く、できるだけパワーを込めて」
タイムは1分4秒586。県記録を大きく更新しました。
久貝はこの後の個人戦1キロタイムトライアルでも自身が持つ大会記録に挑戦。去年出した大会記録を3秒近く更新する1分5秒332をマークし、圧倒的な強さを見せました。
全国総体では個人での日本一はもちろん団体戦のチーム・スプリントでも上位入賞を目指します。
▼久貝一心
「1分4秒5だったんですけど、これを3秒台まで持っていければ全国で表彰台レベル。表彰台に乗れたら最高です」
久貝は自転車競技で個人・団体種目合わせて6冠を達成しました。
