内灘町は地震による液状化で大きな被害

石川県内灘町西荒屋に住む竹内一彦さん。地震による液状化で、宅地と道路の境界にずれが生じました。
牛田和希キャスター「このあたりは前後でずれた自宅が多いんですか?」
竹内一彦さん「ほぼ全部。宅地が潰れている。」

竹内さんの宅地の隣や後ろにある住宅との境界は、どうなるか決まっていません。液状化により地盤が横滑りする「側方流動」の被害を受けた住宅では、宅地や道路の境界にずれが生じたことで、新たな土地の境界を確認し、登記をし直す必要があります。
しかし現在のルールでは、住民同士でこの確認作業を行う必要があり、住宅再建への足かせとなっています。