イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザで新たに大規模な地上作戦を開始したと発表しました。JNNは境界付近を緊急取材、そこで聞かれたイスラエルの人々の声とは。
記者
「ガザにほど近いイスラエル南部です。数多くのイスラエル軍の軍用車両が集められています」
イスラエルのスデロット。17日、何台もの軍用車両が地上作戦への備えをうかがわせていました。そして…
「イスラエル軍はガザ北部と南部で大規模な地上作戦を開始した」
18日、地上部隊による大規模作戦の開始を発表。1年半以上にわたって続くガザ侵攻は新たな局面を迎えました。
アルジャジーラによりますと、18日、ガザでは151人が死亡したほか、1日あたりの死者は連日100人を超えています。
人質解放などをめぐる交渉で、ハマスに圧力をかける狙いとみられていて、事実上の指導者と伝えられていたムハンマド・シンワル氏も地下トンネルで遺体で見つかったと報じられています。
記者
「ガザの上空には黒い煙が今もたちこめています。攻撃が続いていることがわかります。そして、イスラエル南部の高い丘になっている場所では、攻撃の様子を見る市民の姿があります」
取材中に遭遇したのは、ガザが攻撃される様子を見る人たちの姿です。
イスラエル人ツアーガイド
「私はツアーガイドで、この女性たちにガザ周辺を案内しています」
カナダから訪れたユダヤ系ツアー客
「残念ながらガザには“罪のない人”はほとんどいないと思います。彼らは長年洗脳されてきましたし、彼らに希望はありません」
イスラエルでは、ネタニヤフ政権の戦争継続方針に反発の声が多いものの、いまだにおよそ3割の国民が支持するなど、強硬な声は根強く残っています。
イスラエル市民
「(Q.黒い煙が上がっているのを見てどう思う?)こんなことを言うのは心苦しいですが、正直に言わなければなりません。爆弾の音を聞いて嬉しいです。行動を起こしているということですから。どんな戦争にも代償が伴います。私たちもまた、その代償を払っているのです」
一部の意見かもしれませんが、広がる黒煙の下で逃げ惑うガザの市民の姿は見過ごされたまま、終わりの見えない戦いが続いていきます。
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