アジアで開かれるのは2回目です。バラの国際会議「世界バラ会議」が広島県福山市で始まりました。
世界バラ会議は1971年から3年に一度開催されるバラの国際会議です。世界28か国、約600人のバラの研究者らが福山市を訪れています。開会式には大会参加者のほか、各種団体の代表者ら約1300人が出席しました。

世界バラ会議福山大会実行委員会 志村雪子 会長
「世界各地からお越しのみなさまと、素晴らしい街で交流を深め、未来に向けた友情を築きあげることを楽しみにしています」
大会名誉総裁の寬仁親王妃信子さまもお言葉を述べられました。
寬仁親王妃信子さま
「花と緑、そして平和を愛する心を次の世代に大切に継承していく貴重な取り組みは、国内外でのまちづくりの基本になるものと存じます」

参加国が紹介されると、会場が再会を祝う拍手で沸きました。歌手・手嶌葵さんの大会応援ソングが華を添えました。
式典後は、昼食会場の緑町公園へ移動。福山のバラを見ながら思い思いに過ごしました。
ルーマニアからの参加者
「(福山のバラは)健康な良い状態のものが多いのと、多くの品種があるし、街のあらゆるところにある。(期間中は)できるだけたくさんのバラを見に行きたい」
24日までバラの講義や市内のバラ園などを巡るツアーが行なわれます。