栃木県でこの土日を中心に開かれた「全国障がい者スポーツ大会」で、大分県内には一人しかいない両足義足の選手、久多良木隆幸さんが2種目で初出場しました。

両足義足のアスリート・久多良木隆幸さんは体の端から壊死する病気、電撃性紫斑病にかかってからわずか3年で全国大会に出場。

29日の開幕式では県選手団の旗手を務めました。久多良木さんは2種目に出場しました。初日の29日はやり投げの簡易版であるジャベリックスローで、自己ベストを更新する18メートル73を記録し金メダルを獲得しました。


2日目の30日はパラ陸上をはじめたきっかけになった100メートル走です。スタートでもつれながらも立て直してスピードに乗り21秒92でフィニッシュしました。初の全国大会で見事2つの金メダルをつかみました。


(久多良木隆幸さん)「気持ちよく走りました、もうこれ以上ないぐらい。これをモチベーションにまた来年も来れるように努力ができるかなという感じです」