岩手県の新たな共同実習船「りあす丸」のお披露目式がきょう、宮古市で行われました。

先代のりあす丸の使命を引き継ぎ、岩手の水産業の底上げや充実を図ります。宮古市の藤原ふ頭でお披露目されたのは県の共同実習船「りあす丸」です。お披露目式には船で実習を行う宮古水産高校の生徒や関係者ら約100人が参加し新造船の完成を祝いました。

先代の老朽化に伴い建造された新たなりあす丸は全長65.48メートル、総トン数699トンで先代の499トンより大型になっています。新りあす丸は宮古水産、久慈東、高田の3つ高校が利用します。来月中旬には初航海で操船や機械操作を学ぶ近海実習を行い、来年1月にはハワイ沖でマグロはえ縄漁の初実習に臨む予定です。