7月に行われた参議院選挙で「一票の格差」が是正されていないとして香川の有権者らが選挙の無効などを求めていた裁判に判決です。高松高裁は「著しい不平等状態にあったとはいえない」として合憲と判断し、選挙無効の求めを退けました。
この裁判は、香川や愛媛の有権者らによる原告団が一票の格差の是正を求め起こしたものです。原告団は7月の参議院選挙では全国で最も有権者の少ない福井県を1とした場合、香川県は0.79票の価値しかないとして選挙の無効を求めていました。
高松高裁で開かれた裁判で濱口浩裁判長は「格差是正の姿勢は失われておらず、違憲の問題が生ずる著しい不平等な状態にあったとはいえない」として合憲と判断し選挙の無効の求めは退けました。
原告団はこの判決を不服として上告する方針です。
(原告の1人 立野省一弁護士)
「違憲状態だということだけは明確に言ってほしかった。そういう面では残念です」
全国14の高裁などで訴えられた7月の参議院選挙における一票の格差の問題については「合憲」、「違憲状態」と判断が分かれていて、最高裁で最終的な判断が下される見込みです。
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