東京の晴海ふ頭できょう、東京消防庁が大規模な水上訓練などのイベントが行われ、およそ1万人の観客から歓声があがりました。

消防艇から放たれる、色鮮やかな五色の水。きょう、東京・中央区の晴海ふ頭で開催されたのは、東京消防庁が大規模な水上訓練などで都民に防災意識を呼びかけるイベント「水の消防ページェント」です。

1分間に7万リットルを放水する能力を持つ国内最大の消防艇「みやこどり」も登場し、見事な放水のデモンストレーションにおよそ1万人の観客から歓声があがりました。

このほか、水上バスから火が出たという想定での訓練も行われ、海に投げ出された乗客を消防隊員が救助し、消防艇が放水して消火活動にあたっていました。

吉田義実消防総監は「東京港が未来にわたって世界に誇れる安全な港となるよう、一丸となって取り組む」としています。