高岡市で、17日夜、「けんか山」として知られる伏木曳山祭が行われ、ちょうちん山車がぶつかり合う勇壮な「かっちゃ」に港町は熱気に包まれました。

高岡市の無形民俗文化財「伏木曳山祭」は、伏木神社の春季例大祭として200年以上前から続いています。祭りの目玉はちょうちん山車をぶつけあう「かっちゃ」です。

去年は、能登半島地震による液状化被害の影響で無観客で実施。ことしも、駐車場が確保できないことなどから、地域外から誘客はせず、地元住民のみの観覧としました。

ことしの「かっちゃ」には6町すべてが参加。山車がぶつかり合うたびに、沿道の地元住民たちから大きな歓声があがっていました。
