自民党の西田昌司参議院議員による「歴史の書き換え」発言をうけて、糸満市議会は16日、抗議決議を全会一致で可決しました。
▼金城幸盛 糸満市議
「歴史の書き換え、などの発言はひめゆり学徒の過酷な体験を否定し、沖縄の平和の心を踏みにじるものであり看過できない」
16日午前に開かれた糸満市議会・臨時会では、西田参議院議員の発言は「証言や記録を軽視」し、「沖縄戦体験者やその遺族の尊厳を踏みにじるもので容認できない」とする抗議決議を、全会一致で可決されました。
決議では、西田議員に対して、あいまいな記憶に基づく「歴史の書き換え」との認識に固執せず、心からの謝罪を求めるとしたほか、ひめゆりの塔などを訪れ戦争体験者の証言に向き合うよう求めています。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









