パソコンが最後に確認されたのは4月30日(水)です。津野町では、教育委員会が外部に委託した「ICT支援員」が各学校を周って授業を行っていて、今回紛失したパソコンを最後に使ったとみられるのはこの支援員で、「午後6ごろまでは使った」と話しているということです。

その後は、平日の授業や、ゴールデンウイーク後半の4連休などがありましたが、パソコンがあったかどうか、はっきりと確認した人はいなかったということです。

校舎には毎晩、鍵がかけられていて、誰かが侵入したような形跡はないということです。しかし学校は「施錠していたことや、誰も心当たりが無い」という状況などを踏まえ「盗まれた以外には考えられない」として、5月14日、須崎警察署に盗難届を提出しました。現在、警察が窃盗の疑いで捜査しているということです。

教育委員会は、15日に、町内の小中学校の保護者にメールで文書を送付し、「トラブルがあれば連絡してほしい」と呼びかけたということです。これまでに、保護者からのトラブルの連絡はありません。

教育委員会は今後、「パソコンを鍵がかかる箱に入れるなどして、校長の許可を得ないと使用できないようにする」など、管理を徹底するとしています。