岩手県宮古市の山林で山菜採りをしていた79歳の女性がクマに襲われけがをしました。女性は現在治療中ということです。
警察によりますと16日宮古市小国の山林で山菜採りをしていた宮古市内の79歳の女性がクマに襲われけがをしました。
女性は自力で下山して家族に助けを求め、その後病院へ運ばれたということです。
女性は自宅を出た午前7時から帰宅した午後3時の間に襲われていて、右の顔と右足にけがをし、現在治療を受けています。

県内では2025年度、5日までに4件あわせて5人のクマによる人身被害が起きています。
県は4月、県内全域に「ツキノワグマの出没に関する注意報」を発表し、山に入る際は
・複数人で行動し、明け方や夕方の入山を避けること、
・鈴やラジオなど音の鳴るグッズを活用すること
などを呼びかけています。