飲酒運転の多発を受け、愛媛県松山市内の繁華街を管轄する松山東警察署では、昨夜、検問を実施するなど対策を強化しています。

(警察官)
「飲酒検問の検問をさせてもらっている。自転車も飲酒運転はいけないので気を付けてください」

昨夜8時から10時まで松山ロープウェー商店街で実施された検問では、松山東署員5人が自転車を含む車両1台1台を止め、アルコール検知器で飲酒運転をしていないか確認していました。

昨夜の検問で飲酒運転の摘発はありませんでしたが、東署管内では今年に入ってから14日までに、去年の1.7倍の54件を摘発、そのうち4月と5月が7割を占めているということです。

54件のうち、去年11月の道交法改正で罰則が強化された自転車の摘発は13件となっているほか、飲酒運転による事故も15件発生しているということです。

(松山東署交通第一課・山﨑諭課長)
「自転車であっても交通事故を起こす可能性が高くなります。自転車であっても、必ずお酒を飲んだ時には、運転しないようにお願いします」

松山東署では今後も検問の実施など、飲酒運転への対策を強化する方針です。