加美町の中学生たちが16日、古くから地元に伝わる「火伏せの虎舞」を、修学旅行で訪れている東京都内で披露しました。

火伏せの寅舞いを披露したのは加美町立中新田中学校の3年生8人です。

3年生は修学旅行で東京都内を訪れていて16日はこのうち8人が自主研修の一環としてアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」などで演舞を披露しました。

火伏せの虎舞は、加美町中新田地区におよそ650年前から伝わる、防火の願いを込めた伝統芸能で県の無形民俗文化財に指定されています。

中新田中の生徒:「東京の人たちの前で自分の地域の伝統の虎舞いを披露できて嬉しかったし楽しかった」


中新田中の生徒:「(観客に)すごく良かったといわれて嬉しい」

生徒たちの演舞に居合わせた人たちからは盛んな拍手が送られていました。

加美町出身の人:「小さいころから見ていたのでやっぱり懐かしい」

演舞のあとには大勢の人たちが生徒が扮した虎に頭をかんでもらい邪気を払っていました。