春の高校野球岩手県大会が16日、一関市と金ケ崎町2つの球場で開幕しました。
延長戦にもつれる試合もあり、初日から白熱した大会となっています。
このうち金ケ崎町のしんきん森山スタジアムで行われた第一試合は、高田と盛岡一高が対戦。
試合は初回から動きました。
1回オモテ、高田の攻撃は1アウト1,2塁のチャンスで4番大和田蒼汰選手。
ライト前へのタイムリーなどでこの回2点を先制します。
一方、盛岡一高は2点差を追う終盤の8回。
連続ヒットと送りバントで2アウトながら2,3塁の場面で2番千葉杏吏選手。
土壇場で試合を振り出しに戻します。
そして試合は同点のままタイブレークの延長戦へ。
1点を取られた盛岡一高は、10回ウラ、押し出しのフォアボールで再び同点に追いつくと1アウト満塁の場面でまたも2番千葉選手。
レフトの頭上を越えるサヨナラタイムリーを放ち試合を決めました。
(盛岡一高 千葉杏吏選手)
「何度もチャンスで回ってきて、自分が凡退してチームの勢いを止めていたので、何とか気持ちで打ったヒットです。次は強豪の花巻東なので公立高校で私学を倒して、まずは春いい試合をして、勝って進んでいきたいと思います」
続くしんきん森山スタジアムの第2試合は花巻南対大船渡。
投手戦が続きましたが、終盤の8回に均衡を破った花巻南がそのまま1-0で勝利を収めました。
16日のそのほかの試合結果です。
一関市の東山球場の第1試合は盛岡中央が一関修紅に6回コールドの14対2で勝利。
第2試合は盛岡誠桜が7回コールドの10対1で千厩を下しました。
17日は東山球場で1回戦2試合が行われます。
第1試合の試合開始は午前10時の予定です。