インターネット上の株取引に関する広告がきっかけで、投資グループに参加した80代男性が500万円をだまし取られていたことが16日わかりました。男性は3月から4月にかけてSNS上で知り合った人物たちの指示に従い、複数回にわたって現金を振り込んでいました。
指示されるままアプリをダウンロード…
富山南警察署によりますと、富山市に住む80代男性は今年3月8日、インターネットで株取引に関する広告を見たことがきっかけで、通信アプリ「LINE」の投資グループに参加しました。
グループでは「タカハシ」と名乗る講師や「オキタ」と名乗るアシスタントとのやり取りを始めました。
80代男性は指示通りに株の売買を行い、実際に利益が出たように見えていました。
その後、タカハシから「もっと儲けるためにデイトレードや大口取引があり、投資アプリが必要だ」と勧められ、指示されるままアプリをダウンロードしたということです。