福岡市議会で臨時会が開かれ、今年3月に乳がんのため44歳で亡くなった橋口絵里奈議員の追悼演説が行われました。

「黙とう」

16日午後開かれた福岡市議会の臨時会では冒頭、今年3月に乳がんのため44歳で亡くなった橋口絵里奈議員に黙とうが捧げられました。

橋口議員は2015年に両胸に乳がんが見つかり全摘手術を受け、がん患者をサポートするためのNPO法人を立ち上げました。

その後、おととしの市議選に日本維新の会から出馬して初当選を果たし乳がん検診の普及などを訴えてきましたが、がんが再発し、今年3月29日に亡くなりました。

臨時会では当選同期の石本議員が追悼演説を行いました。

公明党福岡市議団  石本優子議員
「橋口さんの笑顔の奥にある勇気と優しさを私たちは決して忘れません。橋口さんの遺志を受け継ぎ、私たちも福岡市のために一層努力してまいります」

橋口さんが座っていた席には花が手向けられ、出席した議員たちは哀悼の意を示していました。