寸劇で社会課題を伝えている甲府市の女性劇団が、発足20周年を記念した展示を甲府市役所で行っています。
発泡スチロールでつくられた串焼きに、警察官の制服をイメージした衣装。
今年で発足20周年となる「劇団さくらっ子」の公演で使われたものです。
「劇団さくらっ子」は環境問題や防災対策など、社会課題を啓発する寸劇を手がける女性劇団で、会場には16の作品の記録写真やオリジナルのシナリオ、小道具など200点以上が並んでいます。
衣装や小道具などの多くがメンバーの手作りで、このうちいじめ問題をテーマにした「めだかの学校」では、こいのぼりをアレンジして魚に見立てた衣装や水中の学校をイメージした幕が展示されています。
展示は17日の正午まで甲府市役所で行われ、会場では過去の公演の動画を見ることもできます。