五島市では、アユが川をさかのぼる「遡上」のシーズンを迎えています。

激しい波しぶきの中を飛び跳ねるのは "アユ" です。

長崎県五島市玉之浦町を流れる中須川では、毎年5月の初旬ごろからアユの「遡上」がピークを迎えます。

アユは、川の下流で生まれたのち、海で冬を越し、体長7センチ~10センチほどになると生まれた川に戻ってきます。上流までたどり着いたアユは、川底の藻などを食べて成長し、秋になると再び下流に向かい、産卵をして1年の短い生涯を終えます。

中須川のアユの遡上は、来月まで見られるということです。