香川県観音寺市の養鶏場で死んでいるニワトリが普段より多いことから、香川県が簡易検査を行ったところ、鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。現在、香川県で遺伝子検査を行い、感染しているかどうか確認を急いでいます。


香川県によりますと、観音寺市の養鶏場から「死んでいるニワトリが多い」とけさ(31日)連絡がありました。香川県が簡易検査を行ったところ、13羽中11羽で鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。
この養鶏場では、卵を採取するため約4万羽のニワトリを飼育しています。香川県は家畜保健衛生所で鳥インフルエンザかどうかを確定させるため、ウイルスの遺伝子検査を開始しています。

(池田豊人 香川県知事)
「現時点ではまだ判断を待っている状況、その結果においてしっかりとした措置を取っていきたい」
検査で鳥インフルエンザが確定すると、香川県では2020年12月以来およそ2年ぶりの発生となります。