県教育委員会は15日、無人販売店の商品を万引きした、愛媛県宇和島市の城南中学校の教頭を停職処分にするなど、2人の懲戒処分を決定しました。

県教委などによりますと、宇和島市の城南中学校の男性教頭は今年3月、懇親会で酒を飲み泥酔した状態で市内の無人販売店に立ち寄り、商品2個を万引きするなどしたということです。

当初、宇和島市の教育委員会の聞き取りに対し「記憶にない」と説明していたものの、その後、警察の事情聴取で防犯カメラの映像を示され、犯行を認めたことなどから県教委は停職6か月の処分を決めました。

また先月、全校児童とその保護者の名簿を、誤ったメールアドレスに送信し個人情報を流出させた、大洲市の小学校の男性教頭についても、減給10分の1、1か月の処分としました。