国立の愛媛大学として初の取り組みです。
建物に企業の名称などをつける「ネーミングライツ」の命名権を先月獲得した愛媛県松山市の会社が、15日除幕式を行い、ロゴマークの入った看板をお披露目しました。

愛媛大学・城北キャンパスの「グリーンホール」。
講義や催しなどに使われるこちらの建物の命名権を獲得したのは、松山市に本社を置くハウスメーカー「コラボハウス」です。

新たな名称は、ずばり「コラボハウスホール」
愛媛大学がネーミングライツに関する協定を結ぶのは今回が初めてということで、契約期間は2030年3月末までの5年間です。

15日の除幕式で仁科弘重学長が「企業と連携して、地域や社会の発展につなげていきたい」意義を述べました。

コラボハウス 松坂直樹 代表取締役
「未来の建築家がここで育っていくので、その雇用の受け皿になりながらそういった建築家たちと一緒に愛媛を彩っていく、そういう未来を一緒に築いていきたい」

命名権を獲得した「コラボハウス」は、来年度から、インターンシップで学生の受け入れを行うことも予定しているということです。