ロシアとウクライナの今回の協議ですが、どう進むのか?専門家に聞きました。
ロシアとウクライナの直接交渉。実はロシア侵攻直後の2022年3月にも両者は具体的な交渉を詰めましたが、まとまりませんでした。
朝日新聞 国際報道部 駒木明義氏
「かなり本質的な部分で、当時、隔たりが大きかった」
こう語るのは朝日新聞国際報道部・駒木明義氏。今回はトランプ大統領が求める30日の無条件停戦が議題になるとみられていますが…
朝日新聞 国際報道部 駒木明義氏
「トランプ大統領もゼレンスキー大統領も、まず無条件の30日(間)の停戦を始めようと言っている。これはロシア側は以前から強い拒否感を示している。そもそもの恒久的な和平協議の前段階の目先の停戦、そこで折り合えていないので、その先の将来どこをラインにするかとか、そういう具体的な話がいきなり始まるとは、ちょっととても思えないような状況」
そして、協議の継続はやはりトランプ大統領にかかっているといいます。
朝日新聞 国際報道部 駒木明義氏
「両者共にトランプ大統領を敵に回したくはない。トランプ大統領はとにかく即時停戦だと言っている。トランプ大統領が今回のこと(協議)をどう受け止めて、それを受けてどう発信していくかということにかかってくる。仮にとりあえずやらないと、前に進まないんだから話し合えということであれば、何回か協議が重ねられるということが起きるかもしれない。ただ、それによって実質的な交渉が進むかどうかというと非常に難しい」
初めの交渉から3年が経ち、停戦にむけた話を双方はどの程度深められるのでしょうか?
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









