浜田市出身の日本画家、石本正にゆかりのある作家にスポットを当てた作品展がいま浜田市三隅町の「石正美術館」で開かれています。
今回の企画展「現代の日本画展」は石本正が京都市立芸術大学で指導にあたった教え子4人にスポットを当て、21点の日本画を展示しています。
牧野良美さんはナデシコやバラなど花を華麗に描いた作品を出品。
中村文子さんはイタリア旧市街地を独自の色彩で描いた「街角」を出品。朝市の終わった広場の静寂感を表現しています。
岸本裕子さんは松江フォーゲルパークを訪れた思い出として2匹のフクロウを微笑ましく描いています。
伊藤はるみさんは壺に活けたフジの花や砂漠のオアシスに実るブドウを描いた作品を出品。
それぞれ円熟した技術と技法、信念を垣間見ることができます。
この「現代の日本画展」は浜田市の石正美術館で5月25日まで開かれます。