ストーカー被害を訴えていた川崎市の女性の遺体が元交際相手の自宅から見つかった事件で、一連の警察の対応について、坂井国家公安委員長はきょう、「批判を真摯に受け止め、しっかりと検証を行うことが大変重要」と述べました。

この事件は、ストーカー被害を訴えていた川崎市の岡崎彩咲陽さん(20)の遺体が元交際相手の自宅から見つかったものです。

神奈川県警は今月9日、当時の対応について調査する「検証チーム」を立ち上げ、一連の対応状況について確認を進めています。

坂井国家公安委員長
「神奈川県警察において、今回の一連の対応に対してご批判も寄せられているところでございますから、こういったご批判を真摯に受け止め、しっかりと検証を行うことが大変重要であると考えています」

事件をめぐる警察の一連の対応について、坂井国家公安委員長はきょうの定例記者会見でこのように述べたうえで、「捜査の状況も踏まえながら速やかに検証結果を取りまとめ、公表するよう指導していく」としています。