鳥取県が整備を進める「鳥取うみなみロード」について、平井伸治知事は、国のナショナルサイクルルートに指定するよう国土交通省に協力を求めました。

国交省を訪問した平井知事は、中野洋昌大臣に要望書を手渡しました。
ナショナルサイクルルートは、自転車を活用した観光立国実現を目指す国の制度で、しまなみ海道や富山湾岸など現在、6つのルートが指定されています。

県が指定を求めている鳥取うみなみロードは、境港市と岩美町を結ぶ海岸沿いを中心としたおよそ152キロのルートで、官民が協力してサイクルツーリズムを推進し整備を進めています。

鳥取県 平井伸治 知事
「大山を望むコースもできていて、魅力に富んだコースをぜひ、ナショナルサイクルルートとして指定していただきたい。中野大臣からは、インバウンドに役立つことは理解したと。」

鳥取県は、ナショナルサイクルルート指定に向けサイクルカフェやサイクリストに優しい宿など受入れ環境充実に取り組んでいて、今年度は、代替移動手段のサイクルトレインも冬季を除く通年での運行を予定しています。