岩手県花巻市で14日、柔道金メダリスト・鈴木桂治さんの講演会が開かれ、高校生たちに「学ぶ姿勢の大切さ」を伝えました。

拍手で迎えられたのは2004年のアテネオリンピック柔道100キロ超級の金メダリストの鈴木桂治さんです。
講演会は、花巻東高校が生徒たちに将来の可能性を広げてもらおうと企画し、地域住民も含めておよそ800人が参加しました。

現在は柔道男子日本代表の監督を務める鈴木さんは、「柔道から学んだこと」と題して講演し、成長するためには自ら監督などに教わる姿勢が大切だと伝えました。

(柔道男子日本代表 鈴木桂治監督)
「自分の目標が大きければ大きいほど、高ければ高いほど、やっぱり人の教えは必要。これは間違いない」
生徒たちは、技術の向上には積極性が重要と語る鈴木さんの講演を真剣な表情で聞いていました。