初夏にかけて有毒植物の食中毒が多発の傾向

全国的にも、春先から初夏にかけて有毒植物の誤食による食中毒が多く発生しています。令和6年には、イヌサフラン、バイケイソウ、スイセンなどの有毒植物による食中毒事例が14件(患者数24名、死者2名)報告されています。

有毒植物による食中毒を予防するために、以下の点に注意が必要です。

1. よくわからない植物は、絶対に「採らない、食べない、売らない、人にあげない」

2. 家庭では、野菜と園芸植物を近くに植えない。

3. 植えた記憶がない植物は食べない。

4. 身近な植物をむやみに食べない。

もし食中毒の疑いがある場合は、すぐに医師の診察を受けることが重要です。食べたものが残っている場合は、受診の際に持参することが推奨されています。