先月、都城市で野生のイノシシから豚熱の感染が確認されたことを受け、宮崎県は14日から2回目の経口ワクチン散布を開始しました。

県内では、先月9日、都城市の用水路で野生のイノシシが死んでいるのが見つかり、その後の検査で豚熱への感染が確認されました。

これを受けて、県は14日から野生のイノシシへの感染拡大を防ぐ経口ワクチンの2回目の散布を開始。

散布場所は、感染したイノシシが発見された場所から半径10キロ以内の、都城市と小林市、それに高原町にまたがる99か所のエリアとなっています。

県は2回目のワクチンの散布を14日から5日以内に完了させる予定で、ワクチンの緊急散布は今回で終了し、今後は年2回の定期散布に移行することにしています。

【追記】
宮崎県は、14日午後3時50分にワクチンの散布作業が終了したと発表しました。