三越伊勢丹ホールディングスは今年3月までの1年間の連結決算で旗艦店の「伊勢丹新宿本店」の売上高が初めて4000億円を超えたと発表しました。

三越伊勢丹ホールディングスが発表した今年3月までの1年間のグループの決算では、売上高が5555億円と前の年と比べて3.6%増加しました。

本業のもうけを示す営業利益は40.4%増え、763億円と2年連続で過去最高を更新しました。

インバウンド需要を背景に旗艦店である「伊勢丹新宿本店」は、総額売上高が初めて4000億円を超えました。

さらに、クレジットカードやアプリによって顧客の属性や購入履歴を分析し、関係性を強化したことなども売り上げに繋がったということです。

一方、トランプ関税の影響については「今のところ特に不安はない」としつつも、株価が大きく下落するなど日本経済の状況次第では消費マインドが鈍るとしています。