北アルプス北穂高岳で13日、登山中に3人が雪崩に巻き込まれて滑落し、山梨県の男性が死亡しました。

死亡したのは、山梨県北杜市の62歳の男性です。

警察によりますと、男性は61歳の妻と2人で、北穂高岳に向けて登山中に、標高およそ2750メートルの北穂沢付近で雪崩に巻き込まれ滑落したということです。

午後11時ころに目撃者からの通報を受け、県警ヘリが2人を救助し、松本市内の病院に搬送しましたが、男性の死亡が確認されました。

妻は軽傷の模様だということです。

雪崩には、夫婦のほかにもう1人巻き込まれましたが、自力で下山したということです。

雪崩は幅がおよそ30メートル、長さおよそ500メートルだということです。