愛媛県四国中央市内の公園ではおよそ1000株のバラが見ごろを迎えていて、訪れた人たちは、色鮮やかな花の競演とただよう甘い香りを楽しんでいました。

四国中央市の伊予三島運動公園にあるおよそ600平方メートルのバラ園には、80種類、およそ1000株のバラが植えられていて、赤やピンク、黄色など色鮮やかな花が咲き揃っています。

市の担当者によりますとことしは、春先の気温が低かった影響で、例年より1週間ほど遅く先月下旬ごろから開花が始まり、現在は、7分から8分咲きの状態ということです。

訪れた人たちは、優美に広がる花を写真に収めたり風にただよう甘い香りを楽しんだりしながら、初夏らしさを感じさせる空気を満喫していました。

来園者
「もうすごく甘くて良い匂い。色が色んな種類がたくさんあって」

「こんなふうにまとまったたくさんのバラ見たのはあんまりなかったのでちょっと感動して素敵だなあって思いました」

ちなみに園内にはこんなバラも。
宇宙飛行士の向井千秋さんが、無重力状態の宇宙船内で香りの実験に使ったバラから株分けされたものです。

小ぶりな愛らしい花も咲きそろっています。このバラの競演、今月いっぱいまで楽しめるということです。