岩手県内で初の導入です。
犯罪被害者の支援にあたる警察官へ助言などを行うカウンセリング・アドバイザーとして、盛岡市の臨床心理士が委嘱されました。

岩手県警察本部のカウンセリング・アドバイザーとなったのは、盛岡市の臨床心理士小田悠紀さんです。
13日は天野真弓警務部長から小田さんに委嘱状が手渡されました。

この制度は事件の発生直後から現場で被害者と接する警察官に、アドバイザーが助言を行い、面談などを通じて警察官のカウンセリング技術の向上や精神的なストレスの軽減を目的に、県警が初めて導入するものです。

(岩手県警被害者支援室 戸来詳浩さん)
「警察官も事件が起きた直後に現場に行って対応します。警察官も心を病んでしまうことが懸念されます。そういったなかでカウンセリング・アドバイザーの役割が期待されるところになると思います」

現場の警察官を陰で支える小田さんの任期は、2025年度末までです。