熊本市電(路面電車)の運行トラブルが相次ぐ熊本市交通局で、安全管理研修が開かれ、職員たちが事故防止に向けた注意点などを改めて確認しました。
安全管理研修は毎年開かれていますが、今回、初めて外部の講師を招き、参加対象者もすべての職員に拡大しました。
熊本大学 吉田道雄 名誉教授「ほとんどの人間が基本を守らない状況に慣れ切っている」

13日の研修会には運転士を含め約30人が参加し、熊本大学の吉田道雄(よしだみちお)名誉教授が、基本動作やコミュニケーションの大切さなどを説明しました。
熊本市電を巡っては、脱線や衝突事故などが相次いでいることから研修会では運転規則や緊急時の報告マニュアルなども確認しました。
研修会は5月20日まで開かれる予定です。