出来たことを見つけ、前向きな言葉をかける

監督「あーおしい。ナイスパス、ナイスパス」

監督「ナイスディフェンス、ナイスディフェンス」

監督「いまの試合は落ち着いて見ることができました。意味のある伝え方をしていかなきゃいけないと思うので、ただ声を張り上げればいいだけじゃないかなと思います」

選手「コーチが怒らないの久しぶりでした。ちょっと怒りそうだったけど やりやすったです」

一方、劣勢の試合展開で熱が入る指導も。

監督「運動会の練習ですか?全員が全員、笛なったあそこで、なってないのになんでボール取られよるん。あそこで絶対渡しちゃダメ。みんなで運動会の練習しないで、バスケットしてください」

この声掛けに、益子さんが反応しました。

バレーボール 元日本代表 益子直美さん
「いつもあんな感じですか?できれば子供たちがこうやりたいなという前向きになれるような言葉をもう少し選んだらもっといいかなと感じました。まず出来ていたところを見つけてあげる」

監督「だーだーっていうプレイが続いたので、運動会の練習しよるんかという話を子供たちにしたんですけど、もっと前向きになる声掛けをと言われたので、普段もそうだし、練習中も子供たちがより一層楽しくしてあげられたらいいなと思いました」

バレーボール 元日本代表 益子直美さん
「大人のみなさんなかなか変わるのつらいと思うんですね。普段と違うことやるのって、怖いんですよ、変化するって。せっかく出てくださっているので、いつもと違う声掛けをすると子供たちがどう変化するか、そういうのを試してもらいたい」