シャープは中小型の液晶パネルを生産している亀山第2工場を親会社の鴻海に売却すると発表しました。
シャープによりますと、三重県の亀山市で液晶パネルなどを生産する亀山工場の第2工場を来年8月までに親会社・台湾の鴻海精密工業に売却するということです。
亀山工場は“世界の亀山”ブランドとして知られる液晶テレビのパネルを生産していましたが、中小型パネルの生産への転換を余儀なくされていました。
シャープは2024年度の1年間の決算では、最終利益がおよそ360億円となり、3年ぶりに黒字となりましたが、沖津雅浩社長は液晶パネルなどの低収益事業の構造改革などが着実に進展しているためだと説明しています。
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