2028年・令和10年の諏訪大社の御柱祭に向けて準備が始まりました。
下社の境内に建てるもみの木の候補を決める「仮見立て」が行われました。

12日は、諏訪大社の関係者や氏子など400人余りが、下諏訪町の東俣国有林に入り、下社の秋宮と春宮に建てる御柱8本の候補を決めました。

まずは二番目に太い春宮一(はるみやいち)の柱から。候補となる木が決まると山の神を呼ぶ木遣りです。

最も太い秋宮一(あきみやいち)の候補は、目の高さの幹の周囲が3メートル15センチ、高さおよそ22メートルです。

人の手だけで山から境内まで御柱を曳行する御柱祭。下社では途中に勇壮な「木落とし」があります。

しかし、前回は新型コロナの感染拡大防止のため御柱をトレーラーで運びました。
12年ぶりに本来の祭りの姿になることから氏子たちも早くも気合が入っています。

諏訪の氏子たちの熱い3年間が始まりました。