岩手県西和賀町の特産品である西わらびの集荷に合わせた、生産者への説明会が12日行われました。

説明会は西わらびの本格的な集荷に合わせて西和賀産業公社が企画し、生産者20人が参加しました。
西わらびは粘りのある食感が特徴で、2024年に国が地域ブランドとして保護する地理的表示=GIの認定を受けました。

参加者は、「穂だ先」と呼ばれる葉の部分が6センチ未満だと茎が柔らかく集荷に良いと説明を受けました。
西和賀産業公社によりますと、2025年の西わらびは寒さの影響で4日ほど成長が遅れていますが、品質に問題はないということです。

(西和賀産業公社農産物加工場 菊池国博工場長)
「ものはいい。太いのが採れている。今年も頑張っておいしいワラビを採るぞって感じです」

西わらびの集荷の最盛期は5月下旬ごろの予定です。