5年前の豪雨災害で甚大な被害が出た熊本県球磨村で5月11日、村民参加型の避難訓練が行われました。
訓練は、大雨が降ったという想定で『高齢者等避難』や『避難指示』といった実際に発令される避難情報を使って実施されました。
役場に設置された災害対策本部から防災無線での避難が呼びかけられると村民は5つの指定緊急避難場所に避難しました。
「子どもが産まれたので避難場所の確認とかができればと思って参加した」
(訓練に参加した村民)
「逃げる手順が1回してみてわかった」
(訓練に参加した村民)
村によりますと、今回の避難訓練には140人ほどが参加し、村内全体の訓練に合わせて独自に避難訓練をした地区もあったということです。
「明るいうちに動けるうちにそして防災行政無線が聴こえるうちに避難をしないと
間に合わない 訓練を通じて理解してもらいたい
(球磨村役場 中渡徹 防災管理官)