軍事攻撃の応酬となっていたインドとパキスタンが即時停戦に合意しました。しかし、両軍の交戦は続いていて、双方が相手の停戦違反を主張しています。
インドとパキスタンをめぐっては、係争地のカシミール地方で先月起きたテロを発端にインド軍が報復攻撃に踏み切り、パキスタン軍が反撃作戦を始めるなど衝突が激化していましたが、両国は10日、アメリカの仲介で即時停戦に合意しました。
しかし、パキスタンの当局者によりますと、カシミール地方では停戦合意の後も、実効支配線を挟んだ銃撃や砲撃などの応酬が散発的に起きているということです。
インドのミスリ外務次官は、パキスタン側が「停戦合意を繰り返し違反している」と非難。
一方、パキスタン外務省は、「インドが停戦違反を続けているにもかかわらず、我々は冷静に対処している」と主張しています。
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