ラグビーリーグワンD2の日本製鉄釜石シーウェイブスは11日、今シーズンの最終節で九州電力キューデンヴォルテクスと対戦しました。

すでに今シーズン、リーグ最下位となる8位が確定しているシーウェイブスは11日の最終節、北上市のウエスタンデジタルスタジアムきたかみで7位の九州電力キューデンヴォルテクスを迎え撃ちました。

試合は前半27分、下位2チームが出場するD3との入れ替え戦出場を回避したいキューデンヴォルテクスが先制のトライ。前半33分にもトライを奪われたシーウェイブスが12対0とリードされます。

一矢報いたいシーウェイブスは前半40分、黒沢尻工業高校出身の左ウィング阿部竜二がトライ。7点差で試合を折り返します。

そして後半6分でした。キャプテンの村上陽平が味方のオフロードパスを受けてトライを決めると、コンバージョンは外れたものの2点差に詰め寄ります。

しかし、それぞれ1トライずつを加えて迎えた後半30分、シーウェイブスは相手にトライを許すと、試合終了間際にもペナルティゴールで失点し24対15で敗れました。

シーウェイブスは5月24日に、D3首位のマツダスカイアクティブズ広島との入れ替え戦の第1戦に臨みます。一方のキューデンヴォルテクスは順位を6位に上げてD2残留を決めています。