来月3日の韓国大統領選挙で、与党「国民の力」の執行部が強行していた公認候補の選び直しが失敗し、一度公認が取り消されていた候補が正式に立候補を届け出ました。
韓国の与党「国民の力」は当初、党内の予備選挙を勝ち上がった金文洙・前雇用労働相を公認候補としていましたが、世論調査で大きくリードする革新系の野党「共に民主党」の李在明氏に対抗するため、保守系の候補を無所属の韓悳洙前首相に一本化することを模索。
金氏との協議が難航するなか、「国民の力」の執行部は、金氏の公認を取り消し、韓前首相を入党させて公認候補の選び直しを強行しました。
しかし、10日夜、公認候補の変更案が党員投票で否決されました。
公認候補に戻った金氏は11日、正式に大統領選挙への立候補を届け出ました。一方、韓前首相は、大統領選の出馬を取りやめると発表しました。
事実上、保守系の候補は金氏に一本化されましたが、現地メディアは、「与党の混乱ぶりが露呈し、選挙への影響は避けられない」と伝えています。
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