12日の「看護の日」を前に10日、盛岡市で中高生に看護の魅力を伝えるイベントが開かれました。

このイベントは、看護師や保健師、助産師などの看護職の人材確保を目的に県と県看護協会が開いたものです。イベントでは医療や福祉の現場で働く看護職の4人が、会場に集まった中高生約100人を前に講演しました。このうちドクターヘリに搭乗する看護師=フライトナースの田宮諒一さんは「一命をとりとめた患者さんからの『ありがとう』の言葉に全ての努力がつながったと感じます」と話し、看護の魅力を伝えていました。またイベントでは現役の看護学校生とのトークセッションも行われ、参加した中高生が進路の参考にしていました。