テロ事件をきっかけに始まったインドとパキスタンの軍事衝突は、係争地のカシミール以外の地域にも拡大していて、無人機やミサイルなどによる攻撃の応酬が激しくなっています。

カシミール地方で観光客ら26人が死亡したテロ事件をめぐり、インド軍は7日、パキスタン側の実効支配地域などに報復としてミサイル攻撃を開始。

当初はテロリストの拠点のみが標的だとしていましたが、パキスタン軍は10日、首都イスラマバード近郊などにある空軍基地3か所がインド軍のミサイル攻撃を受けたと発表しました。

インド軍の無人機77機を撃墜したとする一方、7日以降、33人が死亡したということです。

一方、インドメディアによりますと、インド側の10を超える都市でパキスタンからのドローンやミサイル攻撃があったということです。