「コメが高い!」というなかで、コンビニ各社は“生命線”ともいえる「おにぎり」で工夫をこらしています。その最前線は。
記者
「コンビニの冷凍食品売り場はずらっと商品が並んでいますが、なかには冷凍のおにぎりもあります」
およそ2年前から、大手コンビニで初めて冷凍おにぎりを実験的に販売してきたローソン。来年度中に全店での展開を目指すと、きょう発表しました。
客
「えっ、冷凍ですか?コンビニの冷凍食品って高いイメージがあるので、あまり見ずにスルーしちゃうかも」
「保存食の役割で家に置くのはありかなと」
ローソンは「より風味を感じられる」と言いますが、そもそも、いったいなぜ凍らせちゃったんですか?
ローソン 製造管理部 西川大樹マネジャー
「冷凍おにぎりの賞味期限は約1年。お店側での廃棄ロスが極限まで減らせるところが大きな特徴」
原材料の調達や製造に必要な人員も計画しやすいことから、常温のおにぎりよりも2割ほど安く作ることが可能に。例えば、「胡麻さけおにぎり」は常温167円のところ、冷凍は140円までコストダウンできたのです。
この3年、みるみる上昇してきたおにぎりの平均単価。特に去年の秋以降、大幅に値上がりし、最新のデータでは1個185円に達しました。
客
「おにぎり2個買っていたが、それすらも惜しいと思って、1個にしようと」
値上がりの要因はコメだけではありません。コンビニおにぎりの象徴、パリッパリッの海苔も深刻な不作で、1枚あたりの平均単価はこの11年で3倍近くアップ。
こうした環境でも低価格を維持するために、ファミリーマートやミニストップは「海苔なし」の強化に乗り出しています。
各社が「おにぎり」に知恵を絞る理由は?
流通経済研究所 池田満寿次 上席研究員
「おにぎりが来店動機の一つの主力商品になっているので、競争力が弱まってしまうと、来店客自体も減ってしまう懸念がある。どうしても死守をしたい。『コンビニ=おにぎり』イメージを保ち続けたい」
象徴とも言える「おにぎり」を手頃な価格で届け続けることができるのか、コンビニ各社の真の商品開発力が試されています。
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