中部電力が過去最大の赤字です。この先の電気料金は?
中部電力が発表したことし4月から9月の連結決算について、去年と同じ時期と比べ売上高は53.3%増の1兆7792億円でしたが、円安や燃料費高騰などの影響を受け、純損益は426億円の赤字でした。
これは2013年以来、9年ぶりの赤字で、赤字額は過去最大です。
(中部電力 林欣吾社長)
「1円、円安に変動した場合、収支に30億円程度の影響がある」
また、ことし12月分の電気料金については一般家庭の平均モデルで9189円と、10月分から続く据え置きを発表しました。
これは、高騰している燃料費を電気代に上乗せできる燃料費調整制度で、その上限額を超えたためです。
一方、東邦ガスの12月分のガス料金は一般家庭の平均モデルで8209円となり、前の月と比べ295円の値上がりで、16カ月連続の値上げとなっています。