2025年の本屋大賞で、岩手県花巻市出身の作家、阿部暁子さんの小説「カフネ」が大賞に輝いてから1か月。
日に日に反響が広がっていて書店での売れ行きも好調のようです。神山アナウンサーの取材です。

全国の書店員が年に1回、「一番売りたい本」を投票で選ぶ本屋大賞。4月9日に東京で行われた発表会で、2025年の大賞に選ばれたのは、花巻市出身で県内在住の作家、阿部暁子さんの小説「カフネ」でした。
受賞は県出身の作家として初の快挙です。

「カフネ」は、弟を亡くした姉・薫子と弟の元恋人・せつなが反発しながらも、食べることを通じて距離を縮めていく「食が繋ぐ愛の物語」です。