長年に渡って郷土の風景を描き続け、去年105歳で亡くなった画家、弥勒祐徳さんの500回目の個展が9日から宮崎県延岡市で始まりました。

延岡市の会場には弥勒祐徳さんが県内を代表する桜の名所、西都原公園の桜や麻袋に描いた「蛾」の作品などおよそ130点が展示されています。

初公開のこちらの作品「ある告白」は、「人々の苦しみの告白」をテーマに描かれているということです

(訪れた人)
「四季折々の喜びや悲しみを描かれているから、すごいなと思う」

(長男 弥勒 猛さん)
「105歳までとりあえず元気で画を描き続けましたので、絵を見ていただいて、元気を分けてもらいましたというようなご感想をいただけたら、一番家族としては嬉しいなと思っております」

「弥勒祐徳画業展」は、今月15日まで延岡市の「カルチャープラザのべおか」で開かれています。